YS-11は、戦後日本の高度経済成長期に登場した双発のプロペラ機である。日本だけでなく、世界各地の航空会社にも売られたが、全生産機数は180機あまりと、世界最大の生産数を誇るB737の実に1/30にしか過ぎない。しかし、引退を目前にして、便乗商売も含めて俄然注目が集まり、サイトも続々と増えている。
YS-11の初フライトからすでに40年以上が経過、今現役で飛んでいる機体も、1960年代後半から1970年代に生産された、いわば老朽機である。その老朽機がなぜまだ元気に空を飛べるのか、ということになるのだが、その開発に裏が隠されていた、としか言いようがない。ともかく、これだけの長期間、きちんと飛べるYS-11は、世界に誇ることのできる旅客機であるといえよう。
しかし、世間の評判は非常に芳しくないのがこの「唯一の国産機」の特徴である。プロペラ機の総称として「YS」という言葉が使われ、「古い」「小さい」「揺れる」と、まさに乗客の嫌いそうな「三拍子」が見事に揃っているという訳だ。実際、某航空会社のスタッフは、乗務する度にお客さんにこの「3拍子」を言われるそうなので、私達のようにYS-11に好んで乗ってくれるお客、というのは非常に奇特らしい。YS-11のたどった歴史をここでは紹介するとしたい。

YS-11の歴史 前編
YS-11の歴史 後編



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